VERY SHORT 2004

第31節 ヴァンフォーレ甲府戦
風上」

ついこないだ。くっだらない試合を見せられたばかり。
それでも…ゲームは続くよどこまでも。。

惰性?
そうは思いたくないが、実際のところどれだけのTIFOSIたちが、
今の札幌の試合を楽しみに、期待に胸を膨らませて、スタジアムに駆けつけているのだろう。
スタジアムにいるのは、シーズンチケットを買っちゃって、
後戻りができなくなったTIFOSIたちだけなんじゃないだろろうか?
いや、違う…と、半ば強引に首を横に振って試合に臨む。

この日は、厚別らしい強い風が吹いていた。
CURVA NORDかれすれば完全な向かい風。
札幌の選手からすれば追い風。
この風を利用しない手はないのだが、なんとも消極的なサッカーに終始する札幌。
もっと遠目からでも、がんがんシュートを打って、チーム全体で甲府にプレッシャーをかけるようなサッカーが欲しかった。
それでも、ビッグチャンスは何度かあった。
『ああっ!』という歓声と、『ああ〜っ!』という溜息が交錯するCURVA。
ああいった場面を決めきれずに、後半逆にこの風と対峙するのは、あまりに旗色が悪い。
そう思っていたら、お約束のように失点を許す。
ついでに追加点まで献上。
もう、ヤケクソ気味のCURVAのサポート。
ピッチ上では、4人ものルーキーが揃い踏みを果たし、ちょっと未来の札幌の姿が垣間見る事ができたが、
実際にゲームとなると、4人ものルーキーで試合が好転することはなく、
結果として選手層の薄さを露呈する形となった。
離脱組の二人の穴は、やはり相当に大きいと言わざるを得ない。

このまま、さして盛り上がることもなく、試合終了。

…ここ数試合そうだが、書くことがほとんどない。

いつものように試合をして、いつものように負ける。
まるで決まったシナリオを準えていくかのように。

どこかで転機は訪れるのだろうか?
アクションサッカーは完成にちょっとずつでも近づいているのだろうか?
そもそも、選手たちは共通の認識として、アクションサッカーの完成形を思い描けているのだろうか?
試合後、いいようのない疲労感に苛まれながら、そんな想いが脳裏をよぎる。

確かに一瞬、キラリと光るプレーがあるにはある。
あとは、チャンスを得点に結び付けられないフォワード陣の責任だと言えなくもない。

転機は訪れる。
それを信じて、ただひたすら我慢するしか、ないのだろう。

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