
第34節 ヴァンフォーレ甲府戦
「Winter’s Tale」
最近思うこと…。
2000シーズンから書き始めたこの観戦日記。
札幌のゲームに限るとちょうど70本書いていた。
ついでによくよく調べると、札幌のホームゲーム道内開催分の公式戦は66試合連続参戦を継続中らしく、よくもまぁ続いてるもんだと感心もさせられた。
戦績は敢えて調べはしなかったが、2001の2ndステージあたりからは苦しい戦いを強いられたきたように思う。
よく泣き、よく笑い、よく怒る。
スタジアムにはそれらすべてが揃っていて、勝敗の結果に拘らず、なんらかの感情がそこには伴ってきた。
それが観戦日記を書く上で最も重要なファクターになる訳だが、ここんとこの札幌のゲームにはその感情が伴わなくなってきている。
感情が伴っていないという事は、当然記憶にも残らないということであり、何を書くのよ?ってことになる。
その日のゲームを時系列に沿って書き進める事はできる。
ただ、それらの記録に記憶が伴わなくなってきた最近の観戦日記は、ただの『経過報告』になっているんじゃないのか?と思うようになってきた…。
でもまぁ、あとになって思い出したとき、こんな時もあったっけ!って思えばいい訳で、
これからも強引に書いていきますんで、どうぞお付き合い下さい。
書くことないから書かない!ってのは簡単だけど、書かなきゃなんにも残らないもんね(笑)
週末3連戦の第2戦。
この日は先週の水戸戦とはうって変わって快晴。
ただ、風はめちゃめちゃ冷たい。陽の射す場所と射さない場所では体感温度で5度は違うぞ!ってな具合。
まずは肌で秋の到来を強烈に感じた訳だが、札幌のサッカーはすでに真冬に突入している事を全身で痛感させられた…。
システムは前節と同じ『3-5-2』を敷き、スタメンも酒井とビタウが入れ替わった程度と、現状を考えればベスト?な布陣。
立ち上がりもそうそう悪くはないが、いかんせん今はもう第4クール。チームの完成度が違いすぎる。
現在4位に位置する甲府のスピードに札幌はチームそのものが付いていけない状態だった。
スタメン発表時には大きな拍手を浴びた小倉も随所に光るプレーを披露し、札幌は翻弄されっぱなし。
僅かながら札幌の流れになる時間帯もあったのだが、あの程度のパススピードでは完全に甲府守備陣を崩すなど不可能に近い。
なんとかこの状況を打破したい…打破させたいと願いながらのCURVAのサポートだったが、
札幌が中途半端な拙攻を繰り返すたびに厚別を覆い尽くす溜息が、それらのサポート力を掻き消していく。
厚別神話とさえ言われた、絶対的な空気が今の厚別には存在しない。
そこにあるのは神格化された札幌の姿ではなく、あくまで現実の札幌の姿。
かつて厚別を包んでいた、あの一体感を取り戻す事はできないのだろうか…と、もの寂しい気分になる。
決定的な失点シーンもゴールバーに奇跡的に救われるなど、なんとかピンチを凌いできた札幌だったが、
前半31分に甲府に与えたCKからあっさり先制されてしまう。
「またセットプレーかよ!」という声があちこちで飛ぶ。
藤ヶ谷がセンタリングをキャッチする寸前に頭をねじ込まれたような格好で、これは守備陣のミスといってもいいだろう。
しかも続け様の失点劇が札幌に追い討ちをかける。左サイドを完全に破られたうえ、外池のヘディングシュートを豪快に浴びた。
あまりに痛い2失点。
ここからの大逆転を今の札幌に求めるのは酷…でしょ。
後半に入り、札幌のベンチも積極的に動いたが、戦況を覆すには至らない。
攻撃の型を持たず、組織として機能していない今の札幌のサッカーでは、選手をいくら入れ替えたところで、
それは逆にチームが混乱するだけだったりする。
結果として、バックパスや意図の感じられない単調な攻撃に終始せざるを得なくなり、CURVAのイライラは募るばかり。
それでもCURVAの中心部では試合終了の笛が鳴るまでサポートが止む事はなかった訳だが、
CURVA全体として考えれば『終わってる』といって差し支えないだろう。
これじゃいけない!と思う。
何の為にCURVAにいるのか?それをもう一度考えてみて欲しい。
ただ、選手たちも、もっと気持ちの入ったゲームを見せて欲しい。
もう札幌には『気持ち』しか見せるモノがないと思うから…。
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