
第22節 サガン鳥栖戦
「Heavy Day」
最高気温20℃。天候は曇り。
それがこの日の天気予報。
が、フタを開けてみりゃ…気温30℃で、灼熱の太陽が容赦なく襲い掛かってくる始末。
おい、気象協会。責任とれ!(笑)
…炎天下のデーゲーム。
しかも、中2日。
これでは、いかな大宮戦で猛爆ぶりを披露した札幌といえども、コンディション的にタフなゲームになるだろうと思われた。
予感は的中。
選手たちの身体がとにかく重そうだ。
かくいうCURVAも、炎天下で試合開始を待っていたおかげで試合開始直後から消耗気味。
試合のみならず、想像を絶するスタンドの暑さとの戦いをも余儀なくされた。
ただ、この状況でも相変わらず痛烈なヤジを飛ばし続ける人はいる。もう『鬼』としかいいようがない。
つか、その元気分けて欲しい…。
試合は当然ジリジリとした展開が続く。
札幌の構成力が鳥栖を上回っているのは明らかだが、なかなかゴールネットが揺れてくれない。
『にしても、あち〜な、おい…』
文句がちなせいか、いつもより長く感じられる前半も30分が過ぎた。
CURVAにもダラリとした空気が蔓延し始まる。
ここらで1点獲れば、沈滞したCURVAムードも一掃できるのだが…。
そう願いながら、サポートに没頭する。ただ、頭が暑い。喉もいつも以上に渇く。
試合開始直後からかなり多めに水が撒かれているが、それはまさに『命の水』。
干上がりそうな心と身体をクールダウンしてくれる。
それと、厚別名物の『向かい風』。この日は比較的風が強かったのでかなりの部分で助けられた。
これでもし、無風だったら…想像したくない(笑)
『まぁ、前半はこのままでもいいよ…』
かなり投げやりな空気さえ漂いだす始末。
前半をリードで折り返すに越した事はないが、今はとにかく一息つきたい…そんな感じだった。
だが、そうは問屋が卸さないもので…38分。
中尾のスルーパスが左サイドにスルスル〜っと流れ、それに追いついたビタウが、慌てて飛び込んできた鳥栖のGK(のりお)の頭上をちょこんと浮かす。
絶妙なタッチから放たれたボールは無人のゴールへと転がり込み、思いがけずの先制弾となる。
CURVAは当然ながら大爆発!
『なんだ、みんな元気あるじゃん…』
そう思えるような見事な弾けっぷり(笑)
そして前半は、このまま終了。
大宮戦に続いてリードしながら迎える後半の立ち上がり。CURVAには慢心にも似た余裕が漂う。
ただ、それに乗っかるだけの勢いが、今の札幌にはあるらしい。
後半開始から僅かに3分。
鳥栖のゴール前で弾けたこぼれダマが、森下の足元にピタリ。
しかも森下は、そのこぼれを巧いトラップからクイックモーションでシュート。
鳥栖のディフェンダーもGK(のりお)も、ボールの行方を見送る事しかできない、完璧なシュートだった。
まるで大宮戦のプレイバックのような展開に、完全に酔いしれるCURVA。
こうなるともう止まらない。
消耗しきった身体ながら、景気のいいサポートが連発される。
そして、これに乗ったか…札幌の選手達も鳥栖のゴールを矢継早に強襲する。
尽のダイレクトボレーはCURVAを溜息で包み、途中交代のま゛のシュート?には疑問符の嵐が吹き荒れる。
『2-0』という状況だけに、大宮戦ほど浮ついた感じにはならなかったが、それでも楽勝ムードに支配されていくCURVA。
時折、不用意な形で鳥栖に攻撃を許す場面もあったが、ゲームは総じて札幌のペース。
今季初の連勝が徐々に近づき、CURVAもソワソワし始める。
ロスタイムも表示された。
CURVAでは勝利を確信する『GO WEST』が高らかに鳴り響く。
そんな中、ゴールを背にした新居に一本、楔のボールが入り、新居はその場で絶妙なターン。
鳥栖ディフェンダーを置き去りにしてゴールを強襲。
まさにダメ押しとなる3点目をゲット!
『GO WEST』の歌声に拍手と大歓声とが混じりあい、CURVAのテンションは最高潮を迎えたまま、試合終了の笛が鳴る…。
やがて、歓喜と絶叫に彩られたCURVAの宴が始まった。
挨拶にやってきた選手たちの誇らしげな表情を眺めながら、何度となく繰り返される雄叫び。
この日が誕生日だった曽田には大きな花束が贈られ、『Happy Birthday♪』の合唱がゲリラ的に発生。
はにかみながら手を振る曽田。
いつのまにか、一番人気の選手になってしまったようだ(笑)
ヒーローインタビュー後に駆けつけたビタウにも、津波のような歓声で出迎える。
最後に登場した森下には『モリシ!モリシ!モリシタ!!』の即席コールが贈られた。
誰もが、これって○大阪の『モリ○マ』のコールだよな?と思いつつ、面白いからいいか…てなもんである。
それからも暫し、勝利のパフォーマンス?でCURVAはひと盛り上がりし、これにてJ2の前半戦が終了した。
チームは最高の形で、束の間のインターバルに突入する。
TIFOSIたちも、開幕からギッチギチに締めまくった心のボルトを一旦バラして、次の戦いに備えて欲しい。
J1復帰への道は険しい。
ただ、それでも僕らは、やれるだけの事をやるだけだ…。
WE ARE SAPPORO!!
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