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サッカーコラム
「GAME REPORT SUPPLEMENT」 CODE:07

 『絶対に負けられない試合』での戦い方。
 選択肢は他にもあったはずだ。

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 観戦日記では詳しく触れなかったが、この日のスタメンと戦いに方は非常に注目していた。
 この日の新潟戦は何度もいうが『絶対に負けられない試合』だった。
 勝ち点差が『9』から『12』に広がる危険性があったからだ。
 新潟は4連勝中と絶好調。
 対して札幌も、5月は負けなしで乗り切ってきたが、対戦相手に恵まれていた感は否めない。
 この大一番で、ベストな布陣が組めない札幌がいわゆる『ガチンコ』で挑んでいいものかどうか。
 ここまで札幌は基本的に4-4-2で戦い、2トップという形は崩していない。
 ただ、今日のこの日に限っては得点力不足に悩むFWを1枚削って4-2-3-1でいくという選択肢もあったはず。
 新加入のビタウと川口のダブルボランチという形だ。
 実際この4-2-3-1は練習でも何度か試している布陣らしいから、いきなり…という訳でもない。
 まぁ、前日練習でやってない布陣をいきなり試合日に使うか?といえば、それはないと思うが(笑)
 まずは守るという意識からゲームに入る。
 それもアリかと思っていたが、フタを開けてみれば通常の4-4-2で、しかも積極的に前にでた。
 新潟が最近好調なおかげで、ちょっと引き気味だったのも助かった。
 もし新潟も勝ちに来たゲームだったら、だいぶ展開は変わった事だろう。
 
 ビタウが前半はボランチで、後半はサイドで、なかなかいい動きをみせていた。
 まだちょっと『太め残り』なのか、運動量という面では物足りない感じはあったが、
 これでROBERTだけじゃなく、ボールをキープできる選手が増えたのは心強い。
 2点目に結びついたFKも強烈な武器になるだろう。遠目からガンガン打ってもらいたい。
 また、このビタウが気持ちよく仕事が出来るように動き回っていたのが中尾だ。
 ここまでの戦いで最も伸びた選手だと思う。
 『右サイドバック→ボランチ→右アウトサイド』
 とポジションが変わる中、それぞれのポジションをソツなくこなす選手になってくれた。
 個人的には右サイドバックが最も適任だと思うのだが、しばらくはチーム事情もあって便利使いされるだろう。
 ただ、『熱くなる』選手だから、無用なカードには気をつけてもらいわないと…。
 とはいうものの、この『熱さ』が中尾の魅力でもある訳だが(笑)

 なかなかベストな布陣が組めない札幌の戦いは、これからもしばらくは苦しいものになる。
 その中で重要なのはまず無駄な失点をしない事だろう。
 そういった意味で、ここ数試合での藤ヶ谷を含めたDF陣の安定は目を見張るものがある。
 尽の怪我の具合が気に掛かるが、得点力不足をカバーするには、まずディフェンス陣が踏ん張るしかない。
 WILLが戻ってくるのは6月下旬らしい。
 それまで、上位陣の背中が見える位置にはいたい…。 

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